昭和33年の開店時に掲げた「良い品を安く売る店」「うまいものならなんでも」、この創業精神を時代が変遷した今でも変わらずテラタの原点としています。 良い品を毎日低価格でお客様に提供します。ですからテラタは毎日が特売日です。 大きな利益よりも、「お店が存続出来るほんの僅かな利益」を頂きながらお客様に毎日奉仕する事が私たちの使命として常に努力をしております。
都内の大学卒業後、都内でのサラリーマン生活を終え先代・先々代の意志を継ぎ家業である食品SMに従事しております。
子供の頃は店舗の2階に居住し従業員の皆さんとは家族のように暮らしていた事を思い出します。また祖母からは物心付いた頃から「雅彦、テラタ頼むよ」と何百回何千回も言われ育ちました。「雅彦、テラタ頼むよ」との声が今でも耳から離れない程であり、祖父母と父が亡き今、私はこれが天命だと思い、従業員のため、お客様のため、地域のために奉仕する事をこの場をお借りして宣誓致します。
高品質、毎日低価格
スーパーマーケット=(品質訴求+価格訴求+量販)であるべきだという当社の方程式です。品質訴求=良い品質のものを、価格訴求=毎日競合店より1円でも安く、量販=売り続ける、事を「高品質、毎日低価格」という言葉に凝縮させ運営して行く事が私達の使命だと考えております。当社は中小企業ではありますが価格競争には怯まず、喜んで参入し、儲けにこだわり過ぎず、お客様の立場に立った価格設定をし、そして地域のお客様にあった品質の良い商品を提供し続ける事を経営方針としております。
各店にお客様のご意見BOXがあります。ご要望、ご意見があれば所定の用紙にご記入頂き何なりと御申し付け下さいませ。お客様のお声が頼りです。疑問質問、お叱りのお言葉、厳しいご意見、お褒めのお言葉まですべてを受け止めます。担当者、店長、私(社長)まですべて目を通し改善に繋げます。
生鮮(青果、鮮魚、精肉、総菜、寿司)部門については先ずは品質鮮度を重視しその上で価格設定しております。出来るだけ地場のもので高品質なものをより安くお客様にご提供する事を心掛けております。一般食品、デイリー(日配品)、酒類については大手NB商品やメーカー品であり同じ商品で同じ品質であるならば競合店より1円でも安くご提供できるようにして行きます。またAJS(オール日本スーパーマーケット協会)に加盟しグループのPB商品である「くらし良好」を販売しております。これはNB商品とは違い営業費・販促費がかからない分お客様にはNB商品よりもさらにお買い得価格での価格設定をして販売致します。
当社のみならず社会問題です。慢性的な人手不足です。若い人たちの力が必要です。土日祭日、盆、暮れが稼ぎ時のスーパーマーケットです。若い人からは敬遠されがちな業種なのでしょう。外国人技能実習制度を利用し技能実習生と特定技能生を受け入れております。発展途上国からの受入れで外国人ではありますが同じ目線で同僚として接し、日本文化にも溶け込みながら楽しく活動しております。毎年の能代の花火大会では全員を連れて行き桜の時期には花見に行き大変喜んでおります。このように地域にもなじんで頂き御縁あってはるばる東南アジアから来て頂いた皆さんとの交流も社内的には貴重なものとなっております。 一方で人口減少は進んで行きます。省力化、自動化・IT化・合理化・集約化を進めなければなりません。そうしてまた長く続いてきた日本社会の低賃金を打開すためには生産性の向上は必須であり何としても乗り越えていかなければならない課題であると考えております。
人口減、高齢化、人材の流出 → 「縮小社会」の中で、さらに同業他社の競合+異業種(ドラック・コンビニ)の競合が激化しており、縮む商圏にオーバーストア状態であるのが当地の商業環境であると考えております。経営する上で数字は重要です。しかし現実このような環境の中では「頑張っても頑張っても結果が出ない」事がほとんどです。担当者に、それを強いるのは酷な話しです。会社の決算は一年単位ですから、年次で結果が必要ですが「頑張り方」は年次では計れません。重要なのは頑張っても結果が出ない時、何故駄目だったのかを検証し間違っていれば軌道修正を、頑張り方が合っていれば結果がでなくても継続する事です。今の商業環境では、いつか必ず到達する結果のために「耐えて継続していく力」が必要だと思います。長い商売の経験でもほとんどが耐える時間であり良い時はほんの一瞬しかありませんでした。年次の短期的な決算と従業員の皆さんが一生懸命頑張る事は別物にして経営方針に合致した数字づくりをして行きます。
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